育休中に夜中にふと考える時がある。
「自分は今後何がしたいのか?」「育児が終わったら私に何が残るのか?」そう考えていた時にこの本を読みました。
1986年に発行された本なので今の価値観とずれている箇所があるが、共感できる部分は沢山あったのでいくつか紹介したいと思います。
女が30代にやっておきたいこと: 不安と焦りに揺れるあなたへ
下重 暁子 (著)
自分を持つ
世間に追われているうちに「私」のことは放っておいて、他の人に振り回される人生になる。
ふと気がつくと「私が・・・」の発想がなくなっているのは淋しい。
(本文引用)
育児・仕事に追われて育児が終わると自分がなくなっている。
自分の人生なのに自分がないなんて、それはとても怖いことだと思う。
自分を貫き通すことは家族を持っていると難しい事もあるとは思うが、私はこれがしたいというのを持ち続けることはやめないようにしよう。
自我を通すのではなく自分を持つ。簡単なようで難しいな。
定期的に自分を見つめなおす時間を作るように心がけてみよう。
仕事の姿勢
子供が風邪で熱を出している時など、後髪を引かれる思いで会社に出ていく。
会社では責任ある仕事が待っている。そんな時に「いくのやめようかしら」と必ず思う。
でもそこで仕事を辞めてしまっては、自分との闘いを放棄したことになる。後髪を引かれる思いの自分と闘って出ていく。
つとめにでているなら、事後とは会社のためではなく、自分が生き生きと生きるためと思えば、どんな小さな楽しみでも自分を見つけてやれる。
(本文引用(一部私が書いたノートが読めず想像で補ってる部分あり…字が汚いの反省))
育休中に仕事へのモチベーションが無くなってきている。
仕事に戻っても子供のことが気になって仕事できないんじゃないか。周りに迷惑をかけるんじゃないか。
子供の成長は一瞬なのに保育所に預けて成長を見逃していいのか。とか、仕事のモチベーションがない理由を上げたらいっぱい出てくるけど、要は仕事したくないだけだと思う。それは育休関係なくたまに思う。
けど、仕事をして輝いている自分もあったわけで、自分が自分として生きるために仕事は必要だと思う。今後、育児と仕事の両立で苦しい時は必ず出てくると思うけど、仕事を辞めるにしても、育児を理由に仕事を辞めることだけはしないようにしよう。
趣味を仕事に
趣味をするなら、それを仕事にできるまで続ける。と書かれてありこれが一番共感できた。
趣味なら生き生きと仕事ができるし、育児が終わってもこれが私がしたいことだからと自分を持ててるし。
でも趣味を仕事にするってかなり難しいよね…。
多分、そういう気持ちで趣味に打ち込むのがいいよってことかなと解釈。
最後に
育休中に復帰後仕事に打ち込んでる自分を想像できなくて、仕事したくないという気持ちが膨らんできた。
0歳から預けたくないなという思いが強くなってきて、夫にもそれとなく愚痴てしまった。
でも、それで仕事を辞めてしまったら、子供のせいでやめたことになる。他人を原因にして仕事から逃げるのは違うな。復帰後に仕事が大変だと感じることもあると思う。というか絶対感じる。でも、自分に負けないで仕事を続けよう。残業が多くて今の職場が厳しいと感じたら、転職なりなんなりして仕事をしている自分というのは継続するようにしよう。とこの本を読んで思った。
育休中にくよくよ考えるより、復帰後仕事を頑張ってみて考えよう。
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