「30代からのお金と時間の自己投資学」の感想

「お金は増えたけど、自分に使える時間が減ってきた。」30代に差し掛かると、そんな感覚を抱く方も多いのではないでしょうか。私自身、好きなものを買い、だらだらと時間を使っていた20代と同じスタイルではいけないと感じていました。あなたも、仕事や家庭の優先順位が増えて、自分の時間が足りないと感じたことはありませんか?

今回読んだ本『30代からの お金と時間の自己投資学』(和田秀樹)は、そんな焦りに向き合うヒントを与えてくれる一冊でした。

30代からの お金と時間の自己投資学
和田秀樹 (著)

30代からの自己投資術とは

20代ころは独身で自由にお金と時間を使えたが、結婚し子どもが生まれると時間が限られてくる。結婚しなくても仕事が忙しくなり、必然と時間が減ってくる。
やはり、30代からはお金を効率的に使っていく必要がある。
この本では、自己投資の重要性や、何を目標としてお金や時間を使うべきかのヒントが書かれてある。
特に印象的な3点を紹介する。

1.自己投資の原点
投資とは「自分が何を回収したいか」を明確にしなければ意味がない。単なる浪費にならないためには、目標をしっかり設定することが大切。

2.支出を減らすより収入を増やす発想
生活の質を上げたいなら、節約よりも収入を増やすことにエネルギーを注ぐべきだ。自分の市場価値を高める努力が重要となる。

3.勉強は最も効率的な投資
資格取得や知識の習得は、自分の市場価値を高める効果的な手段である。社会人になってからも、興味のある分野や必要性を感じるスキルに対して積極的な取得を取り組むべきだ。

この本を通じて、私は「家族との時間を増やし、生活の満足度を上げるために資格勉強(簿記2級)を始める」といった行動計画を立てた。効率よく時間とお金を使い、30代以降も成長を続けるためのヒントが詰まった一冊である。

30代からの挑戦:時間と収入のバランスを取る私の自己投資

30代に差し掛かると、仕事の量や責任が増え、家族と過ごす時間が少なくなってくるのが悩みでした。この本を読み、「時間」と「お金」の使い方を見直し、効果的に自己投資をするにはどうしたらいいか考えました。

目標は「家族との時間を増やすこと」
私の自己投資の目的は、家族と過ごす時間をもっと増やすことです。そのためには、今の働き方を見直し、労働時間を減らしながら収入を維持、あるいは増やす方法を模索する必要があります。
労働時間を減らすためには、まず自分の労働単価を上げる必要があります。そして、趣味として始めたブログ運営を収益化し、副収入を得ることも目指しています。この二本柱で、時間と収入のバランスを取る挑戦を始めました。

投資1:簿記2級で労働単価を上げる
労働単価を上げるための第一歩として、簿記2級の取得に挑戦しています。
仕事で会計周りのシステムを扱う私にとって、簿記の知識は日々の業務をスムーズに進めることができると考えました。これがあれば、会計担当者とのやり取りも効率化でき、さらに、キャリアアップにもつながり、自分の市場価値を高めることができる資格だと思い勉強を始めました。

投資2:ブログ運営の収益化
もう一つの挑戦は、趣味のブログを収益化することです。現在は読んだ本の感想を中心に書いていますが、より多くの人に読んでもらえるよう、内容や発信の方法を工夫していきたいと考えています。具体的には、広告収入やアフィリエイトを活用し、家計にプラスとなる収入源を作ることが目標です。

時間を作るための工夫
忙しい30代が自己投資をするには、限られた時間をどう使うかが鍵です。私は以下のように工夫しています。
1.夜の1時間を確保する 
子供が寝た後の1時間を「勉強のゴールデンタイム」と決めました。この時間は、どんなに疲れていても机に向かい問題集を開くことを習慣化しています。最初は内容が頭に入らなくてもいい、とにかく「開く」ことが大切だと思っています。
2.通勤時間の活用
通勤中は、スマホアプリや電子書籍を使い、スキマ時間を勉強に活用しています。このような小さな積み重ねが、忙しい日々でも前進する力になります。

30代は、人生の中で時間やエネルギーの使い方を改めて考える時期だと感じます。私にとって、簿記2級の勉強やブログ運営への挑戦は、単なるスキルアップや収益化ではなく、家族と過ごす未来のための土台作りです。

この挑戦を通じて、時間と収入のバランスを取るヒントを掴み、より豊かな生活を手に入れたいと考えています。どんなに小さな一歩でも、積み重ねればきっと大きな成果につながる。そんな思いで、今日も机に向かっています。

最後に

30代は変化が多く、何に時間とお金を使うべきか迷う時期です。この本を通じて、「何のために時間を使い、どう収入を得るか」を考えるきっかけを得られました。
私のように「まずは簿記」など、皆さんもこの本を手に取り、自己投資の可能性を広げてみてはいかがでしょうか?
コメント欄で、あなたの挑戦や悩みをぜひ教えてください!

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